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Simple Westernで血清中の抗体解析を簡素化

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血清中の抗体測定は、感染症の診断における免疫応答の確認や、ワクチン接種後の抗体産生の評価、さらには自己免疫疾患における自己抗体の検出など、さまざまな場面で行われています。従来、これらの抗体検出にはウェスタンブロッティングが広く用いられてきましたが、多くの手作業を伴うという課題があります。

従来法では、目的抗原をSDS-PAGEで分離してメンブレンに転写した後、患者血清中の特異的抗体の有無を評価するために、各レーンを短冊状(ストリップ)に切り分け、個別に処理・解析する必要があります。

Simple Western™アッセイでは、サンプルごとに独立したキャピラリー内で測定を行い、分離からデータ解析までのすべての工程が完全に自動化されています。メンブレンの切り分けや洗浄・インキュベーション、検出前にストリップを分子量マーカーと並べるといった作業は不要です。アッセイプレートのウェルにサンプルを分注し、測定条件を設定するだけで測定が完了します。データ解析も、専用ソフトウェアCompassにより自動で行われます。さらに、1データポイントあたりに必要な希釈血清量はわずか10 µLであり、少量のサンプルから多くのデータ取得が可能です。

本アプリケーションノートでは、概念実証として、全身性エリテマトーデス(SLE)患者血清中の自己抗体検出にSimple Westernを用いました。本手法は、特定の血清抗体を検出・定量するあらゆる用途に応用可能です。実際に、メンブレンをストリップに切り分けることなく、本アッセイを用いてサルモネラ抗体を検出した報告もあります。

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