Compass Software for Simple Western
Compass for SWは、Simple Western機器専用の制御およびデータ解析アプリケーションです。直感的なインターフェースと堅牢なツールにより、アッセイの設定からタンパク質の定量およびアノテーションの自動化まで、データ解析を効率化します。
- 各タンパク質やアイソフォームの定量解析は自動です。
- 結果はレーンビュー、グラフビュー、またはデジタルキャピラリー画像として表示できます。
- データおよびレポートは、ボタンひとつで簡単にエクスポートできます。
- Compass Authorization Server を利用することで、21 CFR Part 11準拠もサポートされます。
Download Compass for SW User Guide
標準曲線作成ツール
- 標準曲線を作成し、未知検体の濃度を決定できます。
- Version 7.0では、線形、4PL、対数-対数のカーブフィットをサポートしています。
サンプル・グループ分析
- サンプル名や属性など 、アッセイレイアウトで定義した属性でサンプルをグループ化できます。
- サンプルのグループ化により、レプリカの比較や、変動データを迅速かつ簡単に得られます。
Leoのアッセイセットアップと解析
- Compass for SW 7.0では、25~100本のキャピラリーと1~4個のカートリッジを使用して、Leo用のアッセイをセットアップできます。
- 各カートリッジのリファレンスコントロールによりカートリッジ間のばらつきをノーマライズし、1つのカートリッジから得られたデータと別のカートリッジから得られたデータを定量的に比較できます。
レーンの注釈
- 注釈ツールを使用して、出版物やプレゼンテーションのレーンビュー図を作成できます。
レーンの順序や表示分子量の調整、複数のチャンネルビューの重ね合わせ、レーンラベルの統合と位置調整、ラベルグループの追加によるサンプル処理条件やタイムコース情報の追加などが可能です。
ピークインテグレーションを調整
より正確な定量結果を得るために、グラフビューでピークの開始と終了の境界を手動で調整できます。
総タンパク質ノーマライゼーションの調整
- 開始ピクセルと終了ピクセルの位置でベースラインを手動で調整し、より柔軟にノーマライズデータを作成できます。
チャージベースのタンパク質解析
- タンパク質はエレクトロフェログラムとしてグラフ表示もでき、複数のサンプルのデータを重ねて表示もできます。 名前またはpIでピークを自動的に定義します。
- ピーク上にカーソルを置くと、そのタンパク質固有の情報を表示できます。 検出されたアイソフォームの定量分布は、エクスポート機能により表で出力できます。
Compass for SW Versions 5.0.1以降のすべての機能
ハイダイナミックレンジ(HDR)検出プロファイル 各露光の前にプレートから発光基質をキャピラリーに再充填し、ハイダイナミックレンジマルチ画像分析のアルゴリズムです。化学発光のダイナミックレンジを拡大します。
レポート レポートをpdfファイルとしてエクスポートできます。 プレートレイアウト、サンプルごとのピークデータ、画像などをリストから選択できます。
多重露光ビュー 特定のランで得たすべての露光時間の化学発光を重ね合わせ、潜在的な発光シグナルの退光を検出します。
レーンコントラストツール ユーザーが任意に白および黒レベルを設定できます。一度保存した設定はエクスポートでき、他のアッセイやランにも適用できます。
21 CFR Part 11 Compliance Compass Authorization Server 3.0は、Simple Western機器の使用で、21 CFR Part 11への準拠およびデータセキュリティ要件を満たすための支援ツールとして利用できます。
アクセス制御を有効化し、新しいAuthorization Server がインストールされている場合には、以下の機能が有効になります:
- Compassの起動時に、ユーザーはログインを要求されます。
- すべての操作履歴が記録されます。
- データファイルは署名が付き暗号化され、無断変更を防止します(すべてのファイルが管理対象となります)。
- 装置ごとにユーザーの操作履歴が保持されます。
- 各アッセイおよびデータファイルには、署名付き変更履歴が記録されます。
ビデオ: Compass for SWによるデータ解析
Compass Basic Analysis
Module 1
- ベースラインを理解し、結果の分析にそれをどのように使用するか
Compass Basic Analysis
Module 2
- グラフ、画像、レーンビュー
- 図の作成
Compass Basic Analysis
Module 3
- 露光設定
- グループ統計
Compass Basic Analysis
Module 4
- バックグラウンド
- シグナルの退光または飽和
- 線形ダイナミックレンジの設定
Compass Advanced Analysis
Module 1
- ピークフィット解析設定
Compass Advanced Analysis
Module 2
- 詳細設定ツールの使用
- フィルタの適用
- キャップの非表示
Compass Advanced Analysis
Module 3
- 選択したコントロールでデータをノーマライズする方法
Compass Advanced Analysis
Module 4
- 標準曲線の設定と未知試料の解析方法
Bio-Techne.comでの日本語ページをご覧ください