On This Page: Customer Success Stories | Protein Size Matters | Types of Protein Size Assays | References
Simple Westernサイズ（分子量）ベースアッセイ
イムノアッセイに3次元目を付与
キャピラリー電気泳動イムノアッセイプラットフォームであるSimple Western™は、高感度、高精度、高再現性の定量イムノアッセイと同時に、電気泳動でのタンパク質分離により分子量情報を得ることができます。 ELISAでは実験条件を変化させても抗体結合の測定しかできませんが（2次元データ）、Simple Westernでは実験条件ごとの抗体結合活性の測定に加えて分子量情報も得られるため、イムノアッセイに3次元性が加わります。
タンパク質サイズの情報をイムノアッセイデータに加える重要性について、当社のScientific Reviews Summary をダウンロードください。
Customer Success Stories
Director of Neuroscience Center of Excellence, LSUHSC
Senior Product Scientist, Cell Signaling Technology (CST)
Postdoctoral Fellow, University of Texas Health Science Cent
Postdoctoral Research Scientist, ICS, University of Glasgow
タンパク質のサイズ情報の重要性
タンパク質の切断
Probody治療プラットフォーム
同じ検出抗体を用いて、Probodyの活性化軽鎖（LC）とインタクト軽鎖（LC）を解析しました3。PROBODYはCytomX Therapeutics, Inc.の米国登録商標です。 許可を得て引用（CC BY 4.0）3
Read More
分解生成物
全長タンパク質と分解産物を分離・定量
Simple Westernによるタンパク質のサイズ情報を利用したイムノアッセイは、Nature誌に掲載されたようなタンパク質発現の正確なノーマライゼーションのために、全長タンパク質の発現を総タンパク質（青色で表示）と同時に測定できます。 より低分子のバンドは分解産物または不完全合成産物の可能性が高く、これらはすべて同じ抗体で検出でき、ELISAやMSDアッセイでは分離できません。許可を得て引用(CC BY 4.0)4。
Read More
オリゴマーや翻訳後修飾
疾患発症機序のタンパク質バイオマーカー
多発性硬化症、統合失調症、新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に関連するバイオマーカーの、高分子量オリゴマーと脱グリコシル化アイソフォームを分離しました。 許可を得て引用（CC BY 4.0）5
Read More
Simple Westernアッセイはどのように役立ちますか
製品シリーズの紹介
Simple Western™は、標準的な一次抗体と標識二次抗体を使用し、高感度化学発光および蛍光免疫検出とタンパク質分離を組み合わせた、ハンズフリーの次世代キャピラリー免疫測定プラットフォームです。
Explore our Simple Western Instruments
タンパク質のサイズアッセイの種類
イムノアッセイ
Simple Westernのイムノアッセイは、ターゲットタンパク質の免疫検出に加えて、タンパク質のサイズ分離情報も得られます。 Simple Westernは、キャピラリー電気泳動の分離性能と抗体検出の特異性を融合させています。
Learn More about Immunoassays »
総タンパク質アッセイ
イムノアッセイに加えて、Simple Westernは同時に総タンパク質も検出し、タンパク質発現データをノーマライズしてターゲットタンパク質の正確な定量ができます。 タンパク質のシグナルをノーマライズする必要があるアプリケーションでは、ノーマライズの分母としてハウスキーピングタンパク質を使用し、総タンパク質に対するノーマライゼーションをより確実に行うことができます。
Learn More about Total Protein Assays »
マルチプレックスアッセイ
3µLのサンプルからより多くの情報が得られます！ 分子量に基づいたマルチプレックスは、分子量の異なる複数のターゲットタンパク質を同じキャピラリー内で検出できます。 Jessでは、ターゲットタンパク質の検出に最大3チャンネルまでマルチプレックス化でき、さらに総タンパク質ノーマライゼーションのための追加チャンネルもあります。 JessとAbbyのRePlex™を組み合わせると、最初のサイクル後に抗体を除去し、2回目のイムノアッセイまたは総タンパク質測定のサイクルを行い、高い正確性で連続的に抗体検出できます。
Learn More about Multiplex Assays »
多抗原の血清学アッセイ
サイズベースの分離は、高い特異性の多抗原の血清学的検査を可能にします。これはELISAでは得られない体液性反応の詳細な洞察となります。
-
P Gillespie, R Rustandi, A Swartz et al. (2023) Quantitation of coxsackievirus A21 viral proteins in mixtures of empty and full capsids using capillary western Hum Gene Ther 34:66-77. PMID: 36503264.
-
A Aziz, N Majewska et al. (2020) Perfusion reduces bispecific antibody aggregation via mitigating mitochondrial dysfunction-induced glutathione oxidation and ER stress in CHO cells Sci Rep 10:16620. PMID: 33024175.
-
B Howng, M Winter, C LePage et al. (2021) Novel ex vivo zymography approach for assessment of protease activity in tissues with activatable antibodies Pharmaceutics 13:1390. PMID: 34575469.
-
S Albers, E Allen, N Bharti et al. (2023) Engineered tRNAs suppress nonsense mutations in cells and in vivo Nature 618:842-848. PMID: 37258671.
-
B Charvet, J Pierquin, J Brunel et al. (2021) Human endogenous retrovirus type W envelope from multiple sclerosis demyelinating lesions shows unique solubility and antigenic characteristics Virol Sin 36:1006-1026. PMID: 33770381.
Bio-Techne.comでの日本語ページをご覧ください